給排水設備点検
貯水槽は年1回以上の貯水槽内部の清掃消毒作業及び水道法水質基準についての水質検査が必要です。そして、受水槽は有効容量が10トン以上の場合は厚生労働大臣が指定する検査機関で法定の水質検査を受けなければなりません。
また、下水道設備が無い場所に設置してある浄化槽は定期的な清掃及び検査が義務付けられています。(浄化槽法)
給排水設備は24時間稼働することが非常に大切です。
消防設備点検
マンションはその構造上、火災が発生すると大惨事になる可能性を秘めているため、消防用の設備が多く設置されています。
しかし消防設備は頻繁に使用されるものではないため、いざという時その機能が発揮できるよう、消防法では年2回、有資格者による点検を行うよう定めています。
また、結果について消防署への届出義務もあります。
エレベーター保守点検
エレベーターは年に1回の法定点検をすることが定められています(建築基準法) 。
また法定点検以外に、一般的には通常1~3ヶ月に1回の割合で点検を行っています。
長く使用する重要な共有設備として、メンテナンスのサービス内容をきちんと見極め、しっかり管理することが安全で快適なマンション生活に欠かせません。
自家用電気工作物点検
マンションの共用設備(給水設備、排水処理設備等)で使用される電気設備のうち、高圧(600V以上)の受電の設備と10kW以上のものは、電気事業法により『自家用電気工作物』に分類されます。
『一般用電気工作物』は電力会社が保安業務を担いますが、『自家用電気工作物』は自主保安が義務付けられている点において異なります。
この場合、物件所有者は、電気主任技術者を選任し、電気設備の予防保全を行うため点検計画などを定めた保安規程を作成し、経済産業省に提出しなければなりません。
さらに、年1回設備を停電して精密検査・測定、月1回外観点検などを実施し、報告することが必要です。
清掃業務
マンションには、エントランスやエレベーターホール、廊下、階段、ゴミ置き場など多くの共用部分があり、共用部分の清掃は、マンションの美観はもちろん、長い目で見たときのマンションの寿命や資産価値にも影響します。
清掃の作業内容により、日常清掃・定期清掃・特別清掃に分類されます。
排水管高圧洗浄
食生活の変化に伴い、油脂分の多い食品の摂取が増えたことで排水管内の汚れの蓄積が進み、集合住宅においては近年排水管の詰まりトラブルが増大しております。
各排水口より排水管内に挿入されたホースから噴射される水圧と水量により、排水管内の汚れを除去します。詰まりの固形化を防ぐため、1回/1~3年の頻度で行うことが望ましいです。
植栽剪定
植栽の剪定は、適切な時期・方法で実施する必要があります。落葉樹には冬季及び夏季剪定があり、常緑樹は新芽が伸びる5~6月と、芽や枝が伸びる初秋期に剪定します。
植栽が無秩序に育っていたりする管理不行き届きのマンションは、美観を損なうだけでなく、害虫が大量発生する危険もあるため、きちんと計画的に管理することが大切です。
24時間設備遠隔監視
お客様の設備と当社センターを通信接続して、確実な遠隔監視を提供します。
お客様の設備と当社センターおよび保守拠点を安全なネットワークを使用して接続。お客様の設備をお客様に代わって24時間365日監視し、障害発生時には迅速・的確に対応します。また、お客様の設備の運転日報・月報の作成も行います。
巡回設備点検
専門技術員が定期的に建物、施設を巡回して、敷地状況や建物外観、設備機器の異常の有無などを点検します。外観目視による点検を行い、項目によっては作動点検、電流・電圧の測定などを行い、異常・不具合の早期発見に努め、故障や事故の発生を未然に防ぎます。これにより建物のライフサイクルを伸ばすことに繋がります。
点検指摘事項改修工事
定期点検により判明した不備や経年劣化による各部損傷に対して、報告書において改善のご提案をいたします。
給水設備や消防設備等に対し、改修工事や設備交換工事を施すことにより、ご入居者様及びオーナー様に安心の暮らしを提供いたします。
大規模修繕工事
マンションは、機能回復のため修繕等の手を加えない限り自然に回復することはなく、年月と共に劣化していきます。
- 外壁 外壁塗装/下地補修/シーリング防水
- 屋根 屋上防水/ルーフバルコニー防水
- 床 バルコニー修繕/廊下修繕/階段修繕
等々、建物のライフサイクルを延ばすためのご提案をいたします。